港湾技研資料

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埋設・配管方式による航空灯火の現場実用試験

港湾技研資料 NO.0395 1981.09

執筆者佐藤勝久,八谷好高
所属土質部 滑走路研究室

要旨

 航空機のより高度な運航を量る図るためには、断線等の事
故の多い従来の切込・接着方式による航空灯火に替り、信頼
性の高い航空灯火の技術開発が望まれる。        
 本研究では、新しい埋設・配管方式による航空灯火の設置
工法に関して、その施工性を評価し、灯火の安定性や灯火の
設置が舗装へ及ぼす影響等を評価した。実規模の試験舗装に
実際の航空灯火を設置し、大型航空機と同等の荷重による繰
返し走行試験を実施して検討した。           
 その結果、この方式の灯火の設置は、舗装構造にとって特
に不利とはならず、舗装の施工性にもあまり影響を及ぼさな
いことが認められ、また、灯火自体の安定性も十分なもので
あることがわかった。                 


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