港湾技研資料

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大水深施工検査と海底探査技術に関する現状調査

港湾技研資料 NO.0411 1982.03

執筆者木原純孝,早乙女保二,白井一洋
所属機材部

要旨

 近年、港湾の大水深化傾向が顕著となり、この大水深水中
施工検査と海底探査技術の開発も必要となってきた。   
 本報告では、海中情報の遠隔伝達媒体として適切な超音波
を利用した施工検査と海底探査技術の開発の現状について調
査研究を行い、さらに、これら超音波技術を大水深港湾工事
に適用するための課題、および港湾技術研究所での開発研究
の進め方についても検討した。             
 その結果、大水深海域で適用できる水中超音波応用技術は
数千m以上の深海を対象にしたものしかなく、港湾工事で使
用可能な技術は開発実用化されていないことがわかり、対象
物に適合した水中超音波健即探査装置の開発のための研究を
行う必要があることがわかった。            


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