港湾技研資料

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路面性状による空港舗装の供用性評価

港湾技研資料 NO.0414 1982.03

執筆者福手勤,佐藤勝久,八谷好高,山崎英男
所属土質部

要旨

 空港舗装の破損程度の把握や補修の必要性を判断すること
を目的として、空港舗装共用性の評価式を作成した。   
 まず、いろいろな破損程度の舗装に対し、舗装技術者が抱
く主観的定性評価をアンケート方式により収集し、それらに
数量化理論を適用した。それらと、ひびわれなどの路面性状
の実測値とを合理的に結びつけることによって共用性の評価
式が得られた。そのうち、補修の必要性に関する評価式をP
RIと名づけた。PRIから判断される補修の必要性は過去
の我が国の空港舗装補修の実態をよく説明できることがわか
り、PRIを今後実際の空港舗装の補修計画に利用してゆく
ことは十分可能であることが示された。         


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