港湾技研資料

一覧へ戻る

鋼直杭式桟橋の極限状態を考慮した解析の自動化

港湾技研資料 NO.0447 1983.06

執筆者福井正幸,内田豊彦,岩崎正二,外山進一
所属設計基準部

要旨

 本資料は、港湾構造物の設計の自動化の一環として開発さ
れた鋼直杭式桟橋・横桟橋の極限状態を考慮した解析(以下
ここでは極限設計という)を行うプログラムについて、シス
テムの構成及び設計法をまとめたものである。      
 本システムにより、地震力に対し従来行われている震度法
による設計(弾性設計)及び耐震性を考慮した極限設計を行
うことができる。極限設計は弾性設計により許容応力度、安
全率を満足するものを対象とすることとし、与えられた断面
に対し、極限変位、極限水平力、最大地震応答変位、最大地
震応答水平力などを求める機能と、与えられた許容値、破壊
基準などを満足するよう、杭断面を決定する機能を有する。


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.