港湾技研資料

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1978年宮城県沖地震の被災例などによる現行設計法の検討

港湾技研資料 NO.0449 1983.06

執筆者福田功,柴田鋼三,金子英久,白石修章,大堀晃一
所属設計基準部 (設計基準研究室)

要旨

 現行の地震時の設計法は、地震力を静的に作用させるほか
は常時と同じ力学的条件が成立することを前提としている。
このような条件は必ずしも地震時に成立しているとはいえな
い。したがって、地震時の設計法については実際の現象によ
り検証していくことが必要である。           
 この観点から、本資料は、1978年宮城県沖地震の被災
例などについて、現行の設計法による安定計算などを行い、
現行設計法の検討を行ったものである。その結果、現行設計
法は検討項目全般にわたって安全側となっており、特に問題
のないことが確認された。               


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