港湾技研資料

一覧へ戻る

多変量解析法による海域の水質データの検討

港湾技研資料 NO.0479 1984.03

執筆者村上和男,森川雅行
所属海洋水理部 (海水汚染水理研究室)

要旨

 多変量解析法である主成分と分析、クラスター分析、パタ
ーン分析の手法を用いて、海域の水質データの検討を実施し
た。                         
 解析したデータは、大阪湾泉南沖のMT局で1978〜1
981年に、ほぼ2週間に1回の割合で正午頃に表面、表層
、中層、底層で取得されたものである。解析に用いた項目は
、水温、塩分、密度、pH、DO、COD、SS、NO2−
N、NO3−N、NH4−N、ORG−N、T−N、PO4
−P、T−P、濁度である。              
 水質の相関行列を用いた主成分分析から、水質の総合特性
値として、水質の経時変動を表すもの、無機態の窒素の挙動
を表すものなどが得られた。              


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.