港湾技研資料

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ポンプ浚渫船による汚濁の発生防止に関する模型実験

港湾技研資料 NO.0490 1984.06

執筆者白鳥保夫,竹内孝之,加藤英夫
所属機材部 (汚泥処理研究室)

要旨

 本資料では一般のカッタ付ポンプ浚渫を用いた場合の汚濁
の防止を目的として、取付の簡単な汚濁防止アタッチメント
の効果を模型実験により確認したものである。      
 模型実験では従来型のカッタヘッドのみのものと、これに
汚濁防止アタッチメントを設けた4つの型のヘッドを用い、
その効果を比較した。このうち最も効果的なヘッドに関して
、運転条件と汚濁の発生量について一連の実験を行った。 
 また前報の実験データを基に比較した結果、本実験で用い
た汚濁防止アタッチメントの効果は大きく、全般的に見ると
、汚濁の発生量は1/7程度に減少することが認められた。


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