港湾技研資料

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1983年日本海中部地震港湾被害報告

港湾技研資料 NO.0511 1985.03

執筆者土田肇,野田節男,稲富隆昌,上部達生,井合進,大根田秀明,外山進一
所属構造部

要旨

 1983年5月26日に、秋田県沖に震源を有するマグニ
チュード7.7の地震が発生した。この地震により、秋田県
を中心として日本海沿岸各地の公共港湾施設および海岸保全
施設に甚大な被害が発生し、その被害額は約81.2億円に
達した。港湾関係諸機関は協力して被害調査に当った。この
報告書はそれらの調査の結果をまとめたものである。   
 この報告では、港湾地域強震観測による地震動の資料、各
港の施設(無被災施設を含む)および被災状況の資料等を収
録した。対象となった施設の種類は各種係船岸、防波堤、護
岸、臨港道路、荷さばき場、荷役機械、上屋および滑走路で
ある。                        
 被害の詳しい解析はこの報告に含まれておらず、物理的な
被害の詳細を記録したものである。           


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