港湾技研資料

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ならし精度を考慮した底版の計算

港湾技研資料 NO.0512 1985.03

執筆者外山進一
所属設計基準部 (自動設計研究室)

要旨

 港湾工事においてならしは、手作業で行われ、海象条件や
濁りにより工程上のクリテカルパスになることもある。なら
しを荒くすれば、省力化が期待できる。ならしを荒くしたこ
とにより荷重条件が厳しくなるが、それに耐える底版を考え
る。シミュレーションの結果以下のことがわかった。   
 1. ±30?ならしは現行管理基準で許されるのではな
   いか。                     
 2. 荷重係数でランダムは反力を直線的な(従来の)反
   力に換算することにより現行設計法の枠内に取り込め
   る。                      
 3. 壁側にも影響は認められる。          


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