港湾技研資料

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浚渫底泥を覆砂して造成する人工干潟の安定性に関する二次元実験

港湾技研資料 NO.0527 1985.06

執筆者加藤一正,近藤隆道,入江功
所属水工部 (高潮津波研究室)

要旨

 閉鎖性内湾の底質浄化として、湾底に堆積している汚泥を
浚渫で取り除くことが検討されている。取り除いた底泥は、
護岸前面に投棄され、その上を覆砂して人工干潟を造成する
ことが計画されている。                
 本報告は、このような二層構造の人工海浜の安定性に関し
て、汚泥の流出防止の観点から、二次元移動床模型実験した
ものである。模型縮尺は1/13と1/6.5であり、それ
ぞれについて規則波、不規則波を作用させた。      
 規則波と不規則波の最終断面地形の差異について論じると
ともに、実験結果の現地適用について検討した。     


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