港湾技研資料

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ケーソン配筋設計の自動化(その3)−ケーソン配筋設計の改良−

港湾技研資料 NO.0567 1986.12

執筆者山中道徳
所属設計基準部 (自動設計研究室)

要旨

 本資料は、防波堤あるいは係船岸に用いられるケーソンの
非対称配筋設計プログラムの設計法の紹介とより経済的な配
筋を目指した手法を導入したもので具体的には以下の項目を
追加したものである。                 
 ? 隔壁の横筋(全長筋)について10,20?ピッチの
  交互配筋を行う。                 
 ? ハンチのある部材についてハンチ厚の1/3を有効厚
  に考慮して配筋計算を行う。            
 また、改良後のプログラムの効果を示すために、既プログ
ラム(対称配筋プログラム、非対称配筋プログラム)と比較
した結果をとりまとめたものである。          
 本システムの機能としては、基本設計で決定された設計条
件を入力することにより,配筋計算,材料表の算出,配筋図
の作成が電子計算機及び自動図化機あるいはグラフィックデ
ィスプレイにより行うことができる。          


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