港湾技研資料

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侵食対策としての離岸堤配置例集

港湾技研資料 NO.0572 1987.03

執筆者阿部淑輝,片岡真二
所属設計基準部 (研修資料課)

要旨

 初期においては建設費が高く、効果の把握が難しく実施実
例も少なかった離岸堤についても、近年においては効果が明
らかになりつつあることとともに、種々の観点から見直され
設置が多くなっている。しかし離岸堤の設計法については実
施例が多くなっているにもかかわらず、設計条件の多様さに
加え実施後の散乱、沈下などの問題があり設計法が確立した
とは言い難い。このような背景から海岸保全施設配置計画調
査の一環として離岸堤の資料集収を行ってきた。     
 本資料においては、侵食海岸として代表的な新潟海岸を始
めとし、群堤のなかで離岸堤の配置計画が一日で分るような
離岸堤から、侵食対策を目的とした30海岸(30施設)を
選定し図表集として取りまとめた。また侵食対策を目的とし
た30海岸(30施設)を選定し図表集として取りまとめた
。また侵食対策を目的とした離岸堤392基の主要緒元につ
いての若干の分析結果を収録している。         


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