港湾技研資料

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日本沿岸における船舶交通量の推計

港湾技研資料 NO.0611 1988.03

執筆者谷川勇二,金子彰
所属設計基準部 (計画基準研究室)

要旨

 本研究は、全国的な船舶流動を把握することを目的とする
ものであり、前回の資料(?563「海上出入貨物調査に基
づく船舶O−Dの推計」)においては、港湾調査の1つであ
る「船舶及び貨物調査票」をもとに、貨物を積載した船舶O
Dを推計した。                    
 本資料では、このODに各種の補正を加え、港湾統計年報
と斎合のとれた船舶ODを推計した。さらに、この補正後の
船舶ODから日本沿岸における船舶交通量(断面交通量)を
推計した。                      
 推計された船舶OD及び断面交通量は、推計上の仮定から
、内湾域等ミクロな海域に関する解析には適したものとは言
えないが、全国をマクロに見た場合の船舶流動として,今後
の海上交通流の解析のための基礎資料となるものと考えてい
る。                         


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