ふ頭整備の合理的な考え方であるコストミニマムの概念に
ついて述べ、それをもとに、ふ頭特性をつぎの４つに分類し
た。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　？．取扱品目、取扱量　　　　　　　　　　　　　　　
　　？．ふ頭荷役能力　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　？．サービス条件　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　？．船舶挙動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　また一例として、供用中のばら物ふ頭のふ頭特性について
調査分析を行った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　一方、サービス条件の一つである荷役時間規制を加味した
待ち合せモデルのシミュレーションをおこない平均在港隻数
を求め図表を作成した。待ち合せ現象はＭ／Ｍ／ｓ、Ｍ／Ｅ
２／ｓ，Ｍ／Ｅ３／ｓ，Ｍ／Ｄ／ｓ型の４つの基本型とした
。さらにこれらの図表を用いて最適バース数の決定といった
例題を与えふ頭整備の問題について解説を加えた。