港湾技研資料

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垂直管土砂輸送における空気混入の影響

港湾技研資料 NO.0656 1989.09

執筆者岡山義邦,中島晋,鮎貝基和,鈴木誠
所属機械技術部 浚渫埋立研究室

要旨

 スラリのパイプライン輸送に空気を利用する方法は,エア
リフトをはじめとして古くから用いられてきた。近年,港湾
工事においても軟質土の高濃度輸送が必要となり,閉塞防止
,埋立地での気相−スラリ相分離の容易性などから空気を混
入した工法が種々開発されてきている。         
 本研究は,これらの工法を適切に応用し,設計するための
資料として空気混入軟泥の基本的流動パタ−ン,流動損失,
輸送系への空気混入の影響等を調べることを目的としている
。基本的に浚渫工事で用いられるパイプラインは垂直,水平
管より構成されており,本報告はこのうち垂直管部について
気−固−液三相の流動特性、ポンプ吐出側へ混入した空気に
よる輸送系全体への影響についてとりまとめたものである。


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