港湾技研資料

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わが国沿岸海域における波浪観測手法と出現波浪の特性に関する研究

港湾技研資料 NO.0668 1990.03

執筆者小舟浩治
所属海洋水理部 (海象調査研究室)

要旨

 1970年以来、港湾局関係機関により、全国約40の地
点において取得された波浪観測データに基づいて、種々の観
測機器やデータ処理手法の長所・短所の比較検討を行い、現
地波浪観測の標準的機器・データ解析手法を提案している。
また、全国の沿岸海域における波浪の特性を、各種の統計図
表に取りまとめて比較検討することにより、波浪の出現状況
から見た日本全国の海域の分類とその特徴を取りまとめてい
る。さらに、港湾・海岸構造物の設計という分野以外の新た
な分野において、今後どのように波浪情報を活用することが
可能であるか、いくつかの具体的事例について利用手法を提
案している。                     
 本研究は次の4課題について議論している。      
1)様々な分野から要請される波浪情報の形態,     
2)望ましい波浪観測手法の提案,           
3)日本沿岸海域における出現波浪の特性,       
4)波浪情報の新たな利用法に関する検討,       


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