港湾技研資料

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穀物用連続アンローダの荷役調査−ニューマチックアンローダおよび機械式連続アンロ−ダの荷役特性について−

港湾技研資料 NO.0678 1990.06

執筆者中島忠男,高橋康弘,田辺政夫,木村一郎
所属機械技術部 機械作業システム研究室

要旨

 ニューマチックアンローダおよび機械式連続アンローダの
穀物用連続アンローダについて、それらの荷役特性(主とし
て荷役能力・消費電力量)を的確に把握するために荷役調査
を実施し次の結果を得た。               
 (1)時間効率を高めるためには、荷役作業前後および荷
   役作業中の業務管理時間を手際よく実施することが重
   要であると言える。               
 (2)ニューマチックアンローダ荷役の荷役効率は、定常
   荷役作業時に相当する1日目で0.729、主として
   さらえ荷役を担務した2日目で0.448であり、全
   体では0.546であった、一方、機械式連続アンダ
   ローダ荷役の荷役効率は、1日目で0.743,2日
   目で0.663あり,全体では0.707であった。
 (3)機械式連続アンローダ荷役とニューマチックアンロ
   ーダ荷役の単位陸揚げ量当たり消費電力量の比率は,
   1/5.28であった。             


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