港湾技研資料

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マウンド用捨石材の大型三軸試験による強度特性

港湾技研資料 NO.0699 1991.03

執筆者水上純一,小林正樹
所属土質部 土性研究室

要旨

 偏心傾斜荷重を受ける穐捨石マウンドを有する浅い基礎の
支持力計算を行うために穐捨石材の強度定数を求める必要が
ある。通常用いられる石材に対しては穐強度定数の標準値が
設定されているが穐品質の劣る石材についての強度特性は明
らかにされていない。                 
 本研究では穐品質の劣る石材として穐石灰岩穐砂岩および
強度を調整した特殊モルタルの形状特性と穐大型三軸試験を
実施し強度特製を調べた。捨石材の粒子形状は穐一軸圧縮強
度が小さくても通常の捨石材と同じであり穐粒度分布も動揺
に貧配合であることが判明した。強度定数は穐母岩の一軸圧
縮強度鯵旭旭kgf/cmを境に二つのグループに分類され
ることがわかった。一軸圧縮強度300kgf/cm以上あ
れば,強度定数は標準値であるc=2tf/m, =35°
をほぼ満足することがわかった。            


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