港湾技研資料

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均しブレード併用ドラグヘッドの浚渫特性(その2)

港湾技研資料 NO.0700 1991.03

執筆者岡山義邦,鮎貝基和,鈴木誠,福本裕哉,中島晋
所属機械技術部 浚渫埋立研究室

要旨

 港湾技術研究所では、従来のドラグヘッドに均しブレード
を取り付けることにより仕上げ浚渫作業の効率改善にもつな
がると考えられる一つの手段すなわち,均しブレード併用ド
ラグヘッドに対する浚渫ならびに均し特性を調べるための模
型実験を行ってきた。前回の報告では,カリフォルニアタイ
プドラグヘッドに簡単なブレードを取り付け,従来型に比べ
掘削形状,浚渫濃度,曳引抵抗,ヘッド周辺の土砂の流れ等
の浚渫基礎特性がどのように変化するかを調べ,均しブレー
ドの有すべき要件を明らかにした。今回,海鵬丸を対象とし
た均しブレード付きドラグヘッドの浚渫特性,特にブレード
の取付位置を影響とともに,当研究室で製作した2連吸入口
を持つ幅広型ドラグヘッドを用いた浚渫状況の調査を行った
。また,非連続タイムシェアリング型ドラグヘッドの染料に
よる吸引状況を調査した。本報告はこれらについてとりまと
めたものである。                   


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