港湾技研資料

一覧へ戻る

鋼・コンクリート合成部材の接合部の耐久特性

港湾技研資料 NO.0717 1991.12

執筆者清宮理
所属構造部 構造強度研究室

要旨

 鋼板とコンクリートとを合成したハイブリッジ部材の接合
部の構造細目を設定するためにL形およびT形の各種接合部
を対象に載荷試験を実施した。試験体の総数は、14体であ
る。載荷試験では、静的に繰返し荷重を接合部に加えた。こ
の際の破壊性状、耐荷力、ひびわれの進展などを調べた。載
荷試験の結果、引張り鋼材を確実に定着させることとせん断
補強をすることが重要で、接合部での鋼材の設計は、曲げに
よる引張り力とせん断力の合計に対して行なえば良いことが
分った。                       


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.