港湾技研資料

一覧へ戻る

全国港湾海洋波浪観測20か年統計(NOWPHAS 1970−1989)

港湾技研資料 NO.0744 1993.03

執筆者永井紀彦,菅原一晃,橋本典明,浅井正
所属海洋水理部 (海象調査研究室)

要旨

 それまで港湾局関係機関において個々に実施されてきた波
浪観測は、昭和45年(1970年)度に一層の強化が図ら
れ、港湾局、第一港湾建設局、第二港湾建設局、第三港湾建
設局、第四港湾建設局、第五港湾建設局、北海道開発局、沖
縄総合事務局、(昭和48年度から)、および港湾技術研究
所の相互協力のもとに、全国港湾海洋波浪情報網(ナウファ
ス、NOWPHAS:Nationwide Ocean 
Wave information network f−
or Ports and HArbourS)を確立し、
集中処理材象地点として選定された観測地点のデータは、港
湾技術研究所において処理・解析することとなった。   
 本資料集は、集中処理対象地点における1970年から1
989年までの20年間について、汎用的に利用できる基本
的な成果を集成したものであり、全国40波浪観測地点にお
ける観測データを解析の対象としている。        
 本資料では、20年間に全国的な規模で高波をもたらした
代表的な気象じょう乱を、実測波浪観測値をもとに20じょ
う乱選定し、各気象じょう乱の概要とその時の沿岸波浪分布
特性をとりまとめた。さらに、各観測地点別に、累年月別お
よび通年の平均および最大有義波高・周期、累年季別および
通年の有義波高・周期結合出現度数分布、代表的な高波一覧
表などの長期波浪統計を示している。          


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.