港湾技研資料

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臨海部道路における実態観測に基づく交差点の交通容量に及ぼす大型車の影響の分析

港湾技研資料 NO.0747 1993.03

執筆者小田勝也,竹下正俊
所属計画設計基準部 計画基準研究室

要旨

 臨港道路の計画、設計に当たっては、大型車の影響を考慮
することが不可欠である。特に、臨港道路の設計基準交通量
を検討するに当たっては、大型車が道路の交通容量に及ぼす
影響を考慮する必要がある。              
 このような観点から、臨海部道路の交差点において交通流
の実態調査を実施し、これに基づいて臨海部道路における大
型車の乗用車換算係数、飽和交通流率等の解析を行い、以下
の結果を得た。                    
 1)臨海部道路の交差点における大型車の乗用車換算係数
は、一般道路で実態調査された数値に比べてかなり高い値を
示し、今後、臨港道路の交通容量等の検討に当たっては、臨
海部の交通特性を反映した大型車の乗用車換算係数を用いる
必要性が高い。                    
 2)飽和交通流率は、一般道路で採用されている値が臨海
部道路においても適用できる。             


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