港湾技研資料

一覧へ戻る

防波堤の信頼性設計に向けて

港湾技研資料 NO.0785 1994.09

執筆者高山知司,鈴木康正,河合弘泰,藤咲秀可
所属水工部 波浪研究室

要旨

 混成防波堤の設計における各種の算定誤差やばらつきによ
る不確定要因を考慮して、防波堤の耐用年数間における堤体
の滑動・転倒遭遇確率を算定した。           
 また、防波堤の堤体幅を変化させて、それぞれの堤体幅に
対する初期建設費を試算するとともに、堤体の滑動・転倒被
災確率から、耐用年数間における復旧費を推定し、両者の和
として総費用を算定して、現行の防波堤設計法の経済性につ
いて検討する方法を示した。              
 さらに、現行設計法と信頼性設計法との相違点を整理して
示すとともに、信頼性設計法の導入に向けての課題を検討し
た。                         


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.