港湾技研資料

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新遠心模型実験装置の開発と研究への適用(欧文)

港湾技研資料 NO.0817 1995.12

執筆者北詰昌樹,宮島正悟
所属土質部 地盤改良研究室

要旨

 旧遠心模型実験装置(Mark?)は、相似則を満足した
模型実験によって、現地挙動を精度良く観察・検討する目的
で昭和55年に導入されて以来、基礎的研究や実際の現場に
密接した研究を精力的に実施してきた。しかし、導入より1
0年程度経過した頃より、装置のピット床版に有害な振動が
発生するようになり、遠心加速度を制限した条件での余儀な
くされた。                      
 そこで、抜本的な解決と多種多様な研究課題に対応するた
め、平成元年度より新遠心模型実験装置(Mark?)の建
設を開始し、平成6年度に完成した。          
 新遠心装置の主要な諸元は旧装置と同じであるが、これま
での経験を基に、安全面、機能面に数多くの改良を加え、ま
た最新の技術も取り入れて製作された。         
 本報告は、新遠心装置の導入の経緯ならびに主要な諸元、
周辺機器について説明を加えるとともに、新装置を用いた現
在の研究ならびに今後の展望についても簡潔に述べた。  
 なお、本資料は「新遠心模型実験装置の開発と研究への適
用」(港湾技研資料、No.812,1995)の主要な部
分を英語に翻訳したものである。            


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