港湾技研資料

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海面占用許可の基本的考え方についての一考察=ウォーターフロントに展開される新しい形態の海洋構造物の設置許可にかかる法的諸問題

港湾技研資料 NO.0822 1996.03

執筆者木阪恒彦
所属計画設計基準部

要旨

 ウォーターフロント開発の展開の場としての、陸域と一体
的に海面を利用する様々なプロジェクトが増大している一方
、その法的位置づけは明確でない。           
 本研究では、海の管理に関する基本法がないことを指摘し
、公物としての海面の管理の現状、浮体構造物や人工地盤形
式等の施設を活用した海域利用の新たな動向を分析した上で
、これらに対応して、行政側において条例や規則及びそれら
の運用基準の見直しを要する課題を列挙した。      
 さらに、最近の行政側の対応として、港湾区域においては
運輸省港湾局長通達、一般海面においては広島県の新条例を
紹介し、海面占用事案の許認可に関する考察を行った。  


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