港湾技研資料

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リサイクル材料の港湾工事への活用に関する検討

港湾技研資料 NO.0824 1996.03

執筆者横田弘,中島晋
所属計画設計基準部 設計技術研究室

要旨

 地球環境保全の観点から、近年建設材料のリサイクル化の
要請が高まっている。臨海部へのリサイクル材料の活用は、
従来より海面の埋め立てという形で、建設発生土、建設廃材
、陸上廃棄物などを用いて行われてきた。しかし、今後のよ
り積極的な活用を図る上では、利用対象を拡げていく必要が
ある。同時に、リサイクル材料の発生実態や利用実態を把握
し、技術的な観点からの問題点などを整理する必要がある。
 本資料は、リサイクル材料を港湾施設の建設工事に適用す
る際の技術情報などを提供する目的で、現在までの知見をと
りまとめたものである。対象とするリサイクル材料は、主に
建設発生土、セメント・コンクリート塊、アスファルト・コ
ンクリート塊、鉄鋼スラグ、石炭灰である。これらについて
、とくに以下の項目に着目した。            
 ?発生量と再利用の実態調査および分析        
 ?再利用にあたっての課題の抽出           
 ?港湾施設への利用可能性の検討           
 ?試設計による港湾構造物の断面形状や経済性の評価  


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