港湾技研資料

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コンテナターミナルの蔵置規模に関する一考察

港湾技研資料 NO.0897 1998.03

執筆者中島晋,明神秀
所属機械技術部 主任研究官

要旨

 港湾における外貿コンテナターミナルの競争力を向上させ
る手段として、ターミナルの稼働条件、たとえば荷役時間の
延長などのサービス向上を求める声も多い。この点について
は、船の運航スケジュールなどへの影響が大きいと考えられ
るが、これら稼働条件の変化はコンテナターミナルの蔵置規
模への影響も大きいものと考えられ、このような影響を把握
することは今後のターミナルの規模や荷役システムを検討す
る上で必要であると考えられる。
 このような背景の下、ターミナルへのクレーンおよびゲー
トからのコンテナ出入り条件が設定可能なシミュレーターを
作成し、クレーンやゲートの稼働条件がターミナルの規模や
コンテナ取扱能力にどのような影響を与えるかを調査した。
シミュレーションの結果、これらの条件がターミナルの蔵置
規模や取扱能力に与える影響を定量的に把握することができ
た。


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