港湾技研資料

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貧配合コンクリート路盤を有する空港アスファルト舗装の構造設計

港湾技研資料 NO.0920 1998.12

執筆者八谷好高,室園正徳,殷建軍,中村健,高橋修,阿部寛,今井泰男
所属土質部 滑走路研究室

要旨

本資料では,貧配合コンクリート路盤を有する空港アスファ
ルト舗装の構造設計法について,試験舗装を用いた開発過程
を論じている.まず,試験舗装の構造的・機能的特性につい
て検討し,その結果として,貧配合コンクリート路盤の目地
部載荷がクリティカルであること,路盤上の厚いアスファル
トコンクリート層とその下方の粒状下層路盤を用いることが
構造上有利であることがわかった.次に,構造設計時のパラ
メータについて試験データを逆解析することにより推定し,
実測値と対比することによって検証した.そして,多層弾性
理論を用いて,目地部載荷,コンクリートの疲労性状等を考
慮した構造設計の方針を明らかにし,最後にその適用性につ
いて検討した.


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