港湾技研資料

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浮桟橋およびプレジャーボートの波浪中動揺特性に関する実験・解析

港湾技研資料 NO.0950 1999.12

執筆者白石悟,名里健吾,川原弘靖
所属構造部 海洋構造研究室

要旨

国民の余暇の過ごし方の多様化に伴い,マリンスポーツに対
する注目が高まっている.こうした背景を受けて,近年,プ
レジャーボートを係留するマリーナの計画および建設が全国
で盛んに進められている.従来,こうした施設は比較的静穏
な海域に建設される事例が多かったが,最近では外海の波の
影響を受けやすい場所にも計画されている.したがって,マ
リーナの浮桟橋の設計においては,従来に増して波浪による
動揺と断面力について配慮することが必要となる.本資料で
は,そのような観点からマリーナにおける浮桟橋とプレジャ
ーボートの動揺および断面力(曲げひずみ)について水理模
型実験の結果に基づいて考察した.また,新たに作成した複
数係留浮体の動揺解析手法を用いて,浮桟橋とプレジャーボ
ートの動揺量を動揺シミュレーションにより求め,この結果
と水理模型実験結果とを比較した.


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