国総研資料

一覧へ戻る

世界コンテナ船動静分析(2001)−コンテナ船寄港実績データと中国航路の動向分析−

国総研資料 NO.0006 2001.12

執筆者舟橋 香,高橋宏直
所属港湾研究部  港湾計画研究室

要旨

 本資料は,全世界に就航するフルコンテナ船の寄港実績デ
ータを,整理・分析したものである.寄港実績データは,Ll
oyd's Maritime Information Servicesによる最新の2000
年の実績である.この寄港実績データにより,世界のコンテ
ナ港への寄港回数,寄港船のTEU Capacityの総計値,Dead W
eight Tonnageの総計値を算定し,これらを国別,港別に整
理した.その結果,日本はフルコンテナ船寄港回数において
1999年に引き続き第1位であることが明らかになった.さら
に,大型コンテナ船の寄港実績を船の規模毎に国別,港別に
整理した.その結果,6000TEU以上のフルコンテナ船の寄港
回数およびTEU Capacityの総計値において日本は第1位で
あった.
 また,コンテナ船の寄港数の増加が著しい中国について,
航路に着目して分析を行った.その結果,主要港である香港
港および上海港に寄港する航路が増大していた.

一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.