国総研資料

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ケーソン式防波堤の終局曲げ安全性照査に関する信頼性設計手法の提案

国総研資料 NO.0016 2002.03

執筆者長尾 毅,宮田正史
所属沿岸海洋研究部  沿岸防災研究室

要旨

 本研究は,ケーソン式防波堤の終局曲げ安全性照査を信頼
性設計法によって行う手法を提案するものである.このため
,終局曲げ安全性に関係する波力,自重,材料強度などの設
計パラメータの従う確率分布を用いて,全国の防波堤の建設
事例をもとに,信頼性理論により現行設計法による安全性水
準を定量的に明らかにした.次に外的安定問題との比較の観
点から目標とする安全性水準を設定し,信頼性設計法による
コードキャリブレーションを行った.キャリブレーションの
結果を踏まえて,ケーソン式防波堤の終局曲げ安全性照査方
法を提案した.

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