国総研資料

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港湾施設の維持補修・更新費の将来推計に関する研究

国総研資料 NO.0044 2002.09

執筆者高橋宏直,舟橋香,横田弘
所属港湾研究部  港湾計画研究室

要旨

 わが国の港湾施設の多くは戦後から高度経済成長期に形成
されたため,今後,それらの施設に対する維持補修,更新に
関する費用が急激に増大することが想定される.一方で,今
後のわが国の経済社会動向を考えた場合に,今までのような
公共事業費の増加は難しく,状況によっては減少することも
考えられる.
 このため,本研究では既往の分析結果を踏まえたうえで,
様々なケースについて港湾施設全体に関する維持補修・更新
費の将来推計を行った.その結果,港湾整備事業費の総額に
対する維持補修・更新費の比率は2015年度では17?25%,20
25年度では22?38%になると推計された.

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