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空港地上支援機材の交通シミュレーションプログラムの作成

国総研資料 NO.0054 2002.12

執筆者長谷川 浩
所属空港研究部  空港新技術研究官

要旨

今後の空港整備は量から質の時代へとなっており,利用者に
対し如何に利便性の高い施設を提供するかと言うことが問題
となってきている.羽田空港を始めとする大規模空港にあっ
ては機能も複雑となり,かつ拡張の困難性やスポットニーズ
の拡大から効率的なスポットの確保や大型航空機の導入にか
かるスポット再配置に当たってエプロンおよび周辺部の有効
利用を図る必要がある.本レポートはこの地区における空港
地上支援機材の交通についてその実態を把握するとともに,
その動きを再現するためのシミュレーションモデルの作成を
行ったものである.機材の動きをビジュアルに再現するとと
もに置き場や通路の配置とダイヤによるGSEの必要台数,
交通量及び車両密度を結果として算出する.今回の作業はモ
デルとして基本的なスポット配置を基に作動を確認したが,
再現精度の向上や具体例の入力等実用化を図る必要がある.

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