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大型コンテナクレーンの荷役実態と荷役動作モデルの構築
国総研資料 NO.0059 2003.03
執筆者 | 鈴木 武,佐藤栄治 |
所属 | 沿岸海洋研究部 沿岸域システム研究室 |
要旨 | 国際コンテナ輸送においては,世界的な激しい経済競争を背 景に,コンテナ船の大型化が進みつつある.現在日本に就航 しているコンテナ船の最大船型はPost-Panamax型であるが, これを大きく超えるSuper-Panamax型船舶の就航が検討され ている.船舶の大型化は,コンテナクレーン(コンテナ荷役 用の門型岸壁クレーン)に対し大型化と荷役速度を求める. この要請に的確に応えていくためには,クレーンの荷役実態 を正しく把握し,それを基に船型が大型化した場合の状態を できるだけ正確に予測し,課題を正しく同定することが必要 である.このため本研究では,コンテナクレーンの設計諸元 を整理するとともに,コンテナクレーンの荷役動作とその際 の船舶のローリングを実測し,クレーンおよびその荷役動作 の特性を整理した.そして,それらの実測結果を基礎とした 荷役動作シミュレーションモデルを作成し,その再現性を確 認した.できた荷役動作モデルを利用し,コンテナクレーン の荷役時間に対する船型,クレーンの運動性能および運転条 件の感度を分析した. |
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