国総研資料

一覧へ戻る

桟橋式岸壁の耐震性照査手法に関する解析的研究

国総研資料 NO.0061 2003.03

執筆者長尾 毅
所属港湾研究部  港湾施設研究室

要旨

本研究は,桟橋式岸壁の耐震性照査手法を検討したものであ
る.川崎港および横浜港の桟橋式岸壁における強震・微動観
測記録をもとに,桟橋式岸壁の震動特性を評価するとともに
,杭−上部工ラーメンモデルの振動特性のみを考慮する現行
設計法における設計震度の設定方法の妥当性について検討し
た.さらに,桟橋と土留め工の間に敷設される渡版をモデル
に組み込んだ2次元有効応力地震応答解析を行い,渡版の影
響を適切に考慮する必要性を示すとともに,2次元地震応答
解析による耐震性照査手法に関する提案を行った.

一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.