国総研資料

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港湾における水門等の電動化・遠隔監視化・遠隔操作化に関する研究−現状の把握と電動化等対象施設選定手法の提案−

国総研資料 NO.0089 2003.06

執筆者高田悦子,諸星一信,鈴木 武
所属沿岸海洋研究部  主任研究官

要旨

高潮・津波等の災害から背後の都市を守るため,それらの災害が発生する前に水
門・陸閘等の施設を閉鎖する必要があるが,その閉鎖にかけることができる時間
は,場合によっては閉鎖作業員の身を危険にさらすこととなる.そのため,それら
施設の電動化,遠隔監視・操作化を適正に図っていく必要があるが,それらの施設
の管理等は海岸管理者に一任されており,現在は,管理者によってその電動化等の
進展もまちまちである.そこで、本調査では,現地調査等を行って,水門等可動式
の海岸保全施設の管理,維持,電動化等の現状を把握し,整理した上で,今後の電
動化,遠隔化対象施設の選定手法を検討,提案した.これにより,全国の海岸管理
者への情報提供を目指すと共に,適正な事業等を行うべく政策方針決定のための基
礎資料となることを目指している.

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