国総研資料

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臨海部の外部空間に係る景観関連指標の体系化に関する研究

国総研資料 NO.0099 2003.06

執筆者吉村晶子,上島顕司
所属空港研究部  空港ターミナル研究室

要旨

社会資本整備においては,効率性,透明性が要求されている。一方,景観や利便性への
配慮は常識となりつつあるが,その検討は,恣意的に行われたり,根拠に乏しかったり
するがあり,過大もしくは過小な整備となることさえありうる。これは,実際の景観
検討をどのように行えばよいかという手法が明らかではないことに加え,建築分野の
おける資料集成のように,臨海部の外部空間のおいては空間計画・設計を合理的の行
うために必要となる景観関連の指標及びその用い方が整理された形で示されいない
ことに起因するものと考えられる。従って、本研究においては,臨海部の外部空間に
おいては空間計画・設計を合理的なものとするため、指標化した。?景観関連指標
について既存文献を収集、整理し、最新の知見を加えて整理した。特に水域及び水
辺の建物とオープンスペースの規模に関する指標を追加した。?また、景観関連指
標の用い方を示した。

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