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80年代以降の欧州航空ネットワークの変遷に関する分析

国総研資料 NO.0190 2004.09

執筆者千田奈津子,杉村佳寿,石倉智樹,石井正樹
所属空港研究部  空港計画研究室

要旨

先の研究において,東アジア全体を捉えた航空需要の流動パターンについての分析
を行ったが(国総研資料No.131,国総研資料No.175),東アジアにおける将来の航
空ネットワーク像を予測するには,近年,特に航空自由化が進む欧州の航空市場の
動向についても分析していくことが必要であると考えられる.このような背景のも
と,欧州の航空政策を踏まえながら,ICAOのTFとOAG時刻表を用いて,概ね20万人
以上の路線を対象に都市間の旅客数,週便数,機材区分毎の週便数をまとめ,1981
年,1986年,1990年,1995年,2001年のそれぞれについて,欧州域内の国際航空ネ
ットワークの特徴と変遷の分析を行った.本研究により,欧州の航空ネットワーク
は近年小型機中心で構成されてきており,東アジアとは異なった変遷であることが
明らかになった

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