国総研資料

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経済損失を考慮した期待総費用最小化に基づく港湾構造物の常時のレベル1信頼性設計法

国総研資料 NO.0217 2005.03

執筆者尾崎竜三,長尾 毅,柴崎隆一
所属港湾研究部  港湾施設研究室

要旨

 レベル1信頼性設計法を適用するためには目標信頼性水準を適切に設定する
必要がある.本研究では,地震や波力の影響を考慮しない常時の設計に対し
て,期待総費用最小化の観点から,岸壁,防波堤の目標信頼性水準を検討し
た.まず,構造物の被災時復旧費と経済損失を考慮した期待総費用を算出
し,目標信頼性水準を設定した.目標信頼性水準に基づいて設定した部分係
数を用いて,レベル1信頼性設計を実施し,現行設計法の保有する信頼性水準
との比較結果も考慮して,部分係数を検討

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