国総研資料

一覧へ戻る

台風0416号高潮による家屋・公益施設の被害の状況−高松市を中心にした整理−

国総研資料 NO.0268 2005.12

執筆者鈴木 武
所属沿岸海洋研究部  沿岸域システム研究室

要旨

台風0416号は,瀬戸内海沿岸で最大潮位偏差1mを超す高い高潮を発生させ,
高松港と宇野港ではそれぞれの観測史上最高潮位を記録した.こうした台風
0416号による高い高潮は,香川県,岡山県,広島県,兵庫県などで大きな災
害を引き起こした.当該台風による高潮の発生状況,浸水の状況および港
湾・海岸施設の被害の状況については様々な主体が報告を行っている.
 それらの台風0416号高潮による公共施設の被害を中心とした状況報告を補
完し,高潮災害による経済影響を分析・予測する際の参考情報とするため,
市街地における家屋の被害,片付,休業の状況の現地調査を行った.また,
これまであまり知見が蓄積されていない業務ビルの被害,自動車の被害,上
下水道の被害,鉄道の被害,電力施設の被害,消毒作業,被災廃棄物の処
分,被災者支援の状況について文献等から情報を集め,整理を行った.

一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.