国総研資料

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世界コンテナ船動静分析(2005)

国総研資料 NO.0269 2005.12

執筆者後藤文子,高橋宏直
所属港湾研究部  港湾計画研究室

要旨

本資料は,我が国のコンテナ港湾について世界的な観点から評価するための
基礎資料として,コンテナ港湾の寄港実績を整理・分析したものである.世
界のコンテナ港湾への寄港回数,寄港船舶のTEU総計値,DWT総計値を算定
し,これらを国別・港別に整理した.
分析の結果,日本は世界で中国に次いでコンテナ船の寄港が多い国であり、
特に、2,000TEU積み未満の小型のコンテナ船と4,000TEU〜5,000TEU積みのコ
ンテナ船の寄港が多いことが明らかになった。
世界に注目すると,中国の港,特にShanghai港およびShenzhen港に寄港する
コンテナ船の数が増加しており,またShenzhen港では入港船舶の大型化が急
速に進んでいる.さらに,大型コンテナ船が寄港する港湾の数も増加してい
る.

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