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期待総費用最小化を考慮した消波ブロック被覆堤の施工時安定性照査法の提案
国総研資料 NO.0351 2006.11
執筆者 | 宮脇周作,吉岡 健,長尾 毅 |
所属 | 港湾研究部 港湾施設研究室 |
要旨 | 防波堤の施工時に対する安定性照査については,これまで,波高の再現期間 を短くしたり,許容安全率を下げる等の措置が取られてきた.しかしなが ら,これらの根拠は必ずしも明確ではなく,施工期間やその間の波浪の来襲 頻度も様々である.本研究では,既往の施工時照査法に関する実態調査を行 うともに,消波ブロック被覆堤のブロック未施工状態を対象とし,施工期間 の期待総費用を最小化する観点から,最適な目標安全性水準の検討を実施し た.さらにこの水準を,各種の設計パラメータによって簡易に推定する方法 を提案した.得られた目標信頼性指標に基づき,部分係数を簡易に修正する ことによって,合理的な施工時照査が可能となる. |
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