地震応答解析コードには様々なものがあります。コードによってはデータの作成に多くの時間がかかりますが、1次元の地震応答解析(解析コードFLIP)用のデータであれば、本プログラムに地盤定数を入力することでデータを作成することができます。
  なお、本プログラムは、解析コードFLIP用のパラメータを設定するものであるため、得られた結果を他の目的に使用することは適切ではありません。またパラメータの設定は港研資料 No.869 [1997]に従っております。
  また、重力式・矢板式係船岸等に対する照査用震度算出のためのフィルタの定数b( 国総研資料 No.310 [2006]参照)を算出します。

システム導入の手順について
1.対象機種
(1)対象機種
  本プログラムは、WindowsXP/Vista/7/8がインストールされているWindows PCで稼働します(その他の機種での動作確認は行っておりません)。
  主メモリは128MB 以上、CPU はPentium III 500MHz 以上を推奨します。 ディスプレイはXGA(1024×768)対応以上を推奨し、DPIの設定は通常サイズ(96DPI)を用いて下さい。
(2)必要なハードディスクの容量
  1D-MAKER プログラム本体及び附属ファイルの合計サイズは約10MB です。その他に、一部のマシンを除いては、プログラムの実行に必要となるMicrosoft .NET Framework Ver.2.0 をインストールするためのハードディスクの容量が約40MB必要となります。
(3)その他
  本プログラムによる出力データは、FLIP Ver.3.3(公開版)とVer.4.3以降にて実行可能であることを確認しております。バージョン毎の解析結果の違いがある場合には、FLIPのマニュアルを参照してください。

2.システムの導入
(1)インストール
  Setup.exeを実行することによりインストールされます(readme.txtを参照)。


[使用許諾契約書]
1.本プログラムに関する権利
  本プログラムの著作権およびその他の無体財産権ならびに所有権は国土技術政策総合研究所(以下、当研究所という)に帰属します。使用者は、本プログラムに関して使用することができるだけで、修正、改造、ソフト解読、翻訳することは一切できません。また、本プログラムに関する当研究所の権利及び第三者への再使用許諾権を得るものではありません。

2.保証と責任
  本プログラムは、使用者の責任にてご使用頂くものです。本プログラムは、使用者の装置にて利用されることを前提として提供されます。適用される法規により許される限りにおいて、当研究所は、応答の的確性、使用結果を含め、明示、黙示を問わず、本プログラムに関して何らの保証をするものではありません。適用される法規により許される限りにおいて、当研究所は、本プログラムの使用、若しくは使用不能に起因して生じた、利益の損失、障害、情報の消失による損害、その他の金銭的な損害を含め、いかなる特定の偶発的、間接的若しくは派生的損害についても、責任を負いません。例え、当研究所がそれらの損害発生の可能性について知らされていた場合も同様です。法規若しくは裁判所の判断により、上記の派生的、偶発的損害についての責任の除外若しくは制限が許されない場合、上記制限は使用者に適用されません。


[使用条件について]
1.本プログラムの妥当性や結果に関する判断は、使用者が行うべきものであり、当研究所はその結果に関してどのような形でも責任を負いません。
2.本プログラムの使用にあたっては、本プログラムが特定の用途を目的としたものであることに注意が必要です。
3.プログラムの使用または内容等に関する質問は一切受け付けません。

●なお、これらのデータは、予告無く変更される場合があります。

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10.2MB




▽図-1 解析対象箇所 ▽