1.干潮時に干潟に行きます。干潮時に干上がる場所で調査してください。
保護者や指導者は潮の干満や天候など十分に気を付けて安全をはかって下さい。
2.もし、GPSを持っていたら北緯と東経を記録して下さい。
3.25×25cmの枠を決める線を、定規を使って砂の上に書いて下さい。
4.移植ゴテ(片手スコップ)で枠の中の砂を10cmくらいの深さまで掘って、ふるいに入れて下さい。ふるいは家庭用のプラスチックのザル(ザルの穴の大きさは2mmくらい)が使いやすいです。
5.砂を海水中でふるって、ふるいの中にいるアサリを集めます。
6.アサリの横幅をノギス(100円均一ショップで十分)ではかります。
7.1つの枠の中にいたアサリを全部、横幅1mmごと(例えば3.6mmは3mm、17.2mmは17mm)に何個体いるか調査用紙に記録して下さい。
8.これを一カ所で3回繰り返します。あまりいなくてもかまいません。それも大切な記録です。9.計り終わった20mm以下の小さなアサリは資源保護のため元に放して下さい。
10.記録用紙を事務局に送って下さい。
★調査シートはこちらからダウンロードしてください。
□潮の満ち引き事前に調べてください(潮位表)。
アサリは大きくなると砂に潜るので、深さ10cmくらいの土を取ってください。
ふるいにたくさんの砂を入れると作業が大変です。少しずつふるうのがポイントです。海水のところまで運ぶのにバケツがあると便利です。
ノギスを使ってアサリの大きさを測ります。アサリの殻の一番幅の大きなところをはさみます。
アサリがどこで「わく」のかを調べるためには、正しくアサリを見分けることが大切です。アサリの他に、シオフキやバカガイなど形の似ている貝が同じような場所に住んでいるので、それぞれの貝の特徴を覚えて、見分けてください。
いろいろな模様で殻がざらつきます
色は白か茶色系、体が厚く、殻は滑らかです
色は白か茶色系、体がうすく、殻は滑らかです
アサリの見分け方に自信がない、アサリの調査方法を詳しく勉強したいという方を対象に、アサリの見分け方、干潟の生物の観察調査のやり方を学ぶ「アサリの見分け方教室」を開催します。開催日の詳細や参加の申し込みについては、決まり次第ホームページに掲載します。詳しくは、事務局にお問い合わせください。 講師:風呂田利夫(東邦大学名誉教授)
<アサリわくわく調査 in 野島>
日時:2019年6月22日(土)9:00~13:30
定員:先着約30名(事前申込が必要です)
主催:東京湾再生官民連携フォーラム、東京湾環境モニタリング推進PT
応募方法:氏名、年齢、住所、連絡先(緊急連絡ができる電話番号と
自宅電話番号)を明記の上、 E-mailにてお申し込み下さい。
詳しくは、こちら(PDFファイル 700kB)
<事務局>
国土交通省 国土技術政策総合研究所
沿岸海洋・防災研究室 海洋環境・危機管理研究室