港湾CALSとは
国土交通省では、2001年より、電子入札と電子納品が開始され、CALS/ECが本格的に動き始めました。一方、その中で港湾局においては、CALS/ECアクションプログラムの動きに合わせた港湾CALSの推進を行っています。
港湾CALSとは、計画・調査から施工管理・維持管理に至る港湾施設のライフサイクル全体にわたる各種情報を電子化し、 最新の情報技術を利用して連携・共有していく仕組みであり、以下のような目的をもった、 いわゆる「港湾整備事業支援統合情報システム」と呼べるものです。
【港湾CALS導入の目的】
【港湾CALSの取り組み内容】
- 港湾整備事業の計画、設計、積算、発注、施工管理、維持管理、及び調査・研究という全ライフサイクルに係わる情報を電 子化し、情報の蓄積と再活用性を向上させる。
- 港湾整備事業の受発注者間での情報の授受を電子化することにより、業務の効率化を図る。
- 港湾に係わる良質な社会資産を短期間に低コストで整備し、効率的な活用を実現する。
- 究極的なペーパーレス化を実現する。
【参考】
- 統合データベースシステムの構築・運用
- 電子調達システムの導入
- 港湾施設情報システム(GIS基盤)の高度利用
- 成果品の標準化・電子化および電子納品の実施
- 施工管理業務における情報共有化の促進